炭のリンゴカップケーキ優しい甘さと酸味の紅玉

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炭のリンゴカップケーキ優しい甘さと酸味の紅玉

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現在リンゴのない季節で、現在販売休止中です。

地元の低農薬栽培の紅玉を使った優しい甘さのカップケーキ

北海道産小麦粉、昔ながらの圧搾搾りの菜種油、豆乳、平飼いの有精自然卵、甜菜糖など、

できる限りヘルシーな素材を選び、

自家製の炭パウダー(小麦粉並みの滑らかさ)を加えた黒い生地を使いマーブル状の生地、

そこへ地元七ヶ宿産の低農薬栽培の紅玉(ない時期は酸味の強いリンゴで)を散りばめ、

丁寧にひとつひとつ手作りで作り上げられたカップケーキです。こちらも牛乳・バターは不使用。

優しい甘さと、酸味の効いたリンゴのハーモニー。

すみやのくらしの家族のおやつから生まれた味です。

大切な人への贈り物に、自分へのご褒美にいかがでしょう。

こちらは季節商品です。(10月～6月いっぱいくらい*2019年は、7/1現在もう少しだけ大丈夫です！)

●原材料:低農薬・七ヶ宿産のりんご、北海道産小麦粉、圧搾絞りの菜種油、甜菜糖、平飼いの自然有精卵、自家製炭パウダー●内容量:１個●賞味期限は７日程度です。クール便での発送になります。

半径6cmの底面カップに入れて焼いた大きさになります。

＊詰め合わせも承ります。ご希望個数をカートに入れていただくと、購入を進める画面で、箱入り、熨斗など、ご選択いただけます。

果樹農家佐藤信悦(シンエツ)さんの想い

信悦さんのリンゴは、東京のパティシエさんの手によって、アップルパイなどにもなっています。

信悦さんは、宮城県の「みやぎの環境にやさしい農産物認証・表示制度」で認証された

特別栽培農産物の果物や野菜も数多く作っています。

七ヶ宿には町で作った大きな雪室施設があるのですが、

それよりもずっと前に自ら雪室を作っていて、

その中で、果物や野菜を貯蔵してきました。

雪室の中で、作物は熟成され糖度など美味しさを増します。

また、有機農産物の認証が始まるよりもずっと前から、

そのような栽培方法に取り組んでいらっしゃった方です。

屋号も、「あっぴるマニュファクトリー」と、洒落ているのです。

そんな信悦さんのリンゴを生かしたカップケーキを作りたいと、

試行錯誤しました。このケーキを作るときに目指したのは、一つの味にしないこと、

ケーキの生地は生地で美味しく、リンゴはリンゴで美味しい、

それが口の中で合わさっていくのを楽しめる、そんなことをイメージして作りました。

フレンチ料理との出会い

このレシピを考えていた頃、私は悩んでいました。

自分の作ったものを買っていただくというプレッシャーと、

私の想う美味しさと、一般的に受ける美味しさの間に差があることを感じて、

味を決められなくなっていました。

そんな折、隣町のフレンチレストラン「フルール・ドゥ・ソレイユ」の料理と出会い救われることになりました。

どの料理も素晴らしく美味しかったのですが、

その中でも、体が震えるほど感動したのが、サラダでした。

いつくもの種類の野菜を使ったそのサラダは、

それぞれの野菜がもっとも美味しくなるように、それぞれ別の調理が施されていました。

どれもが主役、一つの味に決めることなく、それぞれがそれぞれのままでそこにある、

その時、そこに集う味たちが作るハーモニーを楽しむ。

そうか、一つの味に決める必要はなかったんだ、

それぞれがそれぞれのままにもっとも輝けるようにしてあげるだけでよかったのだと、

心から安堵したことでした。

この気づきは、その後、仲間たちと仕事をしていく人間関係に中でも、生かされていくことになりました。

その後、このお店のパンフを見ると「野菜は答えを知っている」とありました。

素晴らしい出会いに恵まれたと感謝しました。

炭の力を借りて

炭は多孔質ーコナラ白炭の電子顕微鏡写真(1000倍)

宮城県唯一の白炭職人であるすみやのくらしの佐藤光夫が焼いた白炭を

平均粒度10ミクロンの小麦粉並みの滑らかさのパウダーに加工し、練りこんであります。

初めて試食されるお客様の多くは、炭のクッキーというと、おこげを想像して、苦いのではないかと思われるようです。

しっかり炭化された炭パウダーは、実は無味無臭で苦くはないのです。

炭には、無数のミクロの微細な孔があり、物理的、電気的に、吸着能力が高いです。その力を借りて、おなかの掃除になればと願い、練りこんでいます。